クリスマスが近づくと読みたくなるお話…

心が温かくなる、素敵な物語をご紹介します。

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アーダルベルト・シュティフターという作家をご存知ですか。

1805年、オーストリアのベーメン(ボヘミア)生まれ。

ベーメンというのは今のチェコですが、当時はオーストリア領。

シュティフターは森に囲まれた自然豊かな環境で、厚い信仰を持ち、文学や芸術を愛する青年として育ちます。



画家でもあったシュティフターは文学作品のなかで、故郷の森を繰り返し描いています。


彼の作品には英雄は出てきません。

ドキドキワクワクするような展開が待っているわけでもない。


でてくるのは、自然の中で暮らす、ありふれた人たち。


日常のささやかなものにこそ偉大さがある。シュティフターはそう考えたのです。



ふつうの人々の質素で節度をもった生活を、愛情を込めて書いています。

ニーチェやトーマス・マンといったドイツを代表する思想家・作家も、シュティフターをこよなく愛し、賛辞を惜しみませんでした。



シュティフターの代表作『石さまざま』は、6篇の小篇作品からできています。

「みかげ石」「石灰岩」「電気石」「水晶」「白雲母」「石乳」。

『水晶』はそのうちの一篇です。



オーストリアの山村に住む兄弟が、祖父母を訪ねた帰り、雪山で迷ってしまうというお話。


心がほっこりする、素敵なストーリーです!


そして幻想的で、なぜか心に染み入るのです。




ドイツ語を学習のみなさま、もしA1のレベルを終了されていて、簡単なドイツ語を読めるという方には、

初級者用に書き直されたシュティフターの「水晶」のPDFを無料で差し上げます。

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