外国語の勉強では悩ましい問題ですね。
きょうは、トーマス・ペームというコミュニケーション理論の専門家の理論をご紹介します。
彼はドイツ語によるコミュニケーションの話をしていて、
ドイツ語を母語としている人を前提にしていますが、
外国語学習にも応用がきく、すごくいい方法を提案しています。
語彙はあればあるほど、自分を上手に表現できると言います。
ドイツ語の単語数は約40万語あるそうです。
Dudenには約12万単語が載っています。
普通の人のpassiver Wortschatz(受動語彙、聞いたり読んだりして理解できる単語、話したり書いたりはできない) は3万~5万単語ぐらい。
それに対して、aktiver Wortschatz(能動語彙、自分で使いこなせる語彙)は3000~5000単語ほど。
受動語彙の10分の1ぐらいしかありません。
ビルトというドイツの大衆紙は、約1000語だけで書かれているそうです。
逆に言うと、1000語あれば、すべてを表現することができることを意味しています。
旧西ドイツ初代首相のコンラート·アデナウアーも、1000の語彙だけを使って話していたといわれています。
では、能動語彙を増やすためにはどうしたらいいのでしょうか。
簡単な方法があるといいます。
次回はそれについて書いてみます。


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