このあいだの1月27日、アウシュビッツ解放70周年の式典が催され、追悼ミサや生存者の講演などが行われました。

生存者は80~90代の高齢者なので、多くの生存者が集って節目を祝うのは今回が最後だとされています。

ホロコーストの記憶はドイツ人の永遠の責任だとメルケル首相は述べていますが、
過去の記憶を伝えていくべく、ドイツの学校では歴史の授業でホロコーストについてしっかり学習します。

アウシュビッツへ修学旅行に行く学校も多いです。

しかし、現在のドイツでは、ホロコーストの授業をするといっても、どう行うかが、大変難しいのです。

なぜか?

ドイツでは15歳以下の3分の1が移民の背景を持っています。

たとえば、ドイツの移民で一番多いのはトルコ系ですが、彼らにとってみれば、ナチスは自分たちと関係ない存在です。おじいさんやおばあさんだって、ナチスと無縁だった。

ドイツに帰化してドイツ国籍をもっているので、彼らも「ドイツ人」ですが、祖先がナチスと何の関係もなく、イスラム教徒の彼らが、ナチスのホロコーストを「自国の歴史」と捉えるのは無理があるわけです。

また、東欧系の人々もたくさんいるドイツ。ポーランドや旧ユーゴスラビア出身の生徒たちは、犠牲者としての側面から歴史を学ぶことになります。


それから、パレスチナやレバノン出身の生徒たちは、ホロコーストを中東紛争と結びつけ、「ユダヤ人」は犠牲者ではなく加害者と見ることになるのです。


こういう状況において、歴史の授業では、ナチスをさまざまな観点から見ていく必要が出てきます。


たとえば、トルコ系ユダヤ人やナチスにおける黒人などをテーマにすることで、ナチスの歴史が国境を越え、ともに取り組めるテーマとなります。


参考サイト

http://www.faz.net/aktuell/politik/inland/holocaust-unterricht-ist-der-multikulturellen-realitaet-nicht-gerecht-13395636.html

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