vermummt-gegen-die-kaelte

「行列の中の戦い」と題するドキュメンタリーがZDFで放映されました。

ドキュメンタリー「行列の中の戦い」

ベルリンには毎日、最大で700人の難民が到着します。

難民たちはます、登録手続きを済ませねばなりません。

しかし、予想外の膨大な数の難民を処理し切れず、手続きは滞っています。

難民たちは寒空の中、何日も何週間も、役所の前で列に並んで待機することになります。

ドイツへ来ればすべてが簡単に行くと思っていた人々の中に、絶望や怒りが生じています。

このドキュメンタリーではまた、難民たちを支援するボランティアで働くベルリンの人々の様子も紹介されいます。

彼らの生の声を聞くことができますが、現場を支配しているのは苦悩と困惑。

たとえば、貧しい人々に食料品を無料で提供するボランティアの現場の女性の発言が心に残りました。

 このボランティアは、難民が来る以前から、年金生活者など生活に苦しむ人々に、スーパーや市場からの 支援で食料品を無料で提供してきました。

この配給所の近くには、4つの難民施設があります。

この難民たちが、この配給所に来るようになったのです。

スーパーや市場からの支援は今まで通りの量であるため、

ひとり当たりの得られる配給物が少なくなってしまいました。

ボランティアスタッフの女性の声です。

Und ich kann keinem Rentner mehr erklären,
weshalb er statt einem halben Brot jetzt nur einen Kanten kriegen soll.
Die Schmerzgrenze ist erreicht.

私はもう年金生活者に説明できないです、
なぜ半斤のパンの代わりに、今はパンの角しかもらえないのかと。
苦痛は限界に達しています。


また、医療ボランティアの現場でも当惑が広がっています。

病院にかかることができるのは登録が済んだ難民だけなので、

それ以外の人に手を差し伸べるために、ドイツ人医師や産婆などが診療を行っています。

シリアから来た、臨月で二人の子どもを抱えている妊婦。

夫とともに受け入れ施設への入居待ちをしている1人で、

身体状態が悪く、子どもも病気です。

ボランティアの産婆の女性は、自分たちが言えるのは、

バス停で待っていて運が良ければ 施設へ連れて行ってもらえるかもしれない、

運が悪ければ野宿になる、ということだけを伝えられるだけで、

 こういう事実に呆然としてしまう、と語っていました。

同じ境遇の難民が他にもたくさんいるのでした。


住処や食料品の確保のため、何日も何週間も難民申請の長い列に並ぶ難民も気の毒ですが、

数十万の難民を前に、ベルリンの人も苦しんでいる、という事実を知るのは大事だと思います。


ドイツ語ならプロクセノスで!自宅でラクラクドイツ語レッスン♪
http://www.neaglossa.com//

詳しくは上記、HPをご覧ください。

ご訪問ありがとうございます。ダンケ!
ポチッとしてくれるとうれしいです

にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村