"Weihnachtsmannfreie Zone" という運動があるの、ご存知ですか。

「サンタクロース禁止地区」という意味。

ドイツのカトリック系団体 Bonifatiuswerk が2002年から行っているロビー活動なんです。




左:オリジナル!   右:ニセモノ!


南ドイツのPassauで行われています。

 大衆向けに人工的につくられた商業的なサンタクロースを廃止し、替わりに聖ニコラウスを復活させるのが目的です。

伝説では聖ニコラウスは、貧しい家庭の3人の娘が娼婦にさせられそうになっていたところ、3日続けて窓から金の玉を投げ入れ、娘たちを助けたといわれています。

ニコラウスは善と隣人愛を体現していると。

聖ニコラウスは、こどもとパン屋と船乗りの守護聖人として崇められ、12月6日の聖ニコラウスの日にはドイツの一部でお祝いがされます。


聖ニコラウスのイコン


聖ニコラウスは司教司教帽をかぶり、司教杖を持ち、 ループレヒトという従者とともにやってきて、良い子にはお菓子を与え、悪い子にはルプレヒトがモミの小枝で鞭を打ちます。



ドイツではもともと、12月25日にプレゼントを贈る風習はなく、12月6日に、ニコラウスがプレゼントを持ってやってくるのが伝統でした。

歴史家によると、19世紀にはすでにサンタクロースによる聖ニコラウスの排除が テーマとなっていたらしいです。

1900年のミュンヘンの新聞では「クリスマスの祝祭の脱キリスト教化」が恐れられていたそうです。





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