「大いなる精神は静かに忍耐する」
という言葉、日本ではたまに引用されますね。
そもそも誰の言葉か、ご存知ですか?
ドイツ古典主義文学を代表する文豪、
フリートリヒ・シラー です。

原文は、
"Große Seelen dulden still."
といいます。
1787年に書かれた戯曲「ドン・カルロス」のセリフの一部です。
「ドン・カルロス」第1幕第4場
Marquis
Mathildens Herz hat
Niemand noch ergründet -
Doch große Seelen
dulden still.
スペインの皇太子ドン・カルロスの幼馴染みであるポーザ侯のセリフです。
この場面では、ポーザ候はカルロスが恋している継母エリザベート王妃と話をしています。
という言葉、日本ではたまに引用されますね。
そもそも誰の言葉か、ご存知ですか?
ドイツ古典主義文学を代表する文豪、
フリートリヒ・シラー です。

原文は、
"Große Seelen dulden still."
といいます。
1787年に書かれた戯曲「ドン・カルロス」のセリフの一部です。
「ドン・カルロス」第1幕第4場
ポーザ侯爵
マチルデの心はまだ誰も究明していない。
しかし、大いなる精神は静かに忍耐するのです。
スペインの皇太子ドン・カルロスの幼馴染みであるポーザ侯のセリフです。
この場面では、ポーザ候はカルロスが恋している継母エリザベート王妃と話をしています。
(カルロスはエリザベートと婚約していましたが、政略により、カルロスの父親がエリザベートと結婚してしまいました)
王妃は会話中、思いがけずカルロスのことをポーザ候に質問するのですが、
ポーザ候は答えの代わりに、マチルデとフェルナンドという中世イタリアのゲルフ党員の不幸な恋物語を聞かせます。
結婚しようとしていた2人でしたが、叔父がフェルナンドからマチルデを奪いました。マチルデをエリザベートに、フェルナンドをカルロスに例えたのでした。王妃をカルロスと会わせる準備に向けたポーザ候の意図がありました。
王妃は会話中、思いがけずカルロスのことをポーザ候に質問するのですが、
ポーザ候は答えの代わりに、
結婚しようとしていた2人でしたが、
出典を読んでみると、恋愛関係の文脈から出てきたことがわかりますね。
でも今は恋愛に限らず、いろんな場面で使われるようになりました。
さて、ネアグロッサのスカイプドイツ語レッスンでは、シラーなどのドイツ文学作品を読みたい方から、日常生活で使える会話、ビジネス会話、試験対策など、生徒さんのご要望に応じたレッスンをご提供しています。
現在、30分のお試しレッスンは無料ですので、ぜひ、一度、ネアグロッサの楽しいレッスンを味わってみてください。
日本人講師、ドイツ人講師、お好きな講師をお選びいただけます。
人とつながる、ことばでつながる、スカイプドイツ語レッスン♪
http://www.neaglossa.com//詳しくは上記、HPをご覧ください。
ご訪問ありがとうございます。ダンケ!
ポチッとしてくれるとうれしいです
にほんブログ村
ドイツでのヴィーガン生活・動物愛護についてつづったこちらのブログも、遊びに来てください♪
ドイツでヴィーガン生活~人、動物、環境の調和を目指して~