米国や英国、オーストラリアなどの英語圏に留学するのは、今の時代、珍しいことではありませんが、
ドイツ留学となると、日本ではまだまだ数は限られてきますね。
あまり知られていないかもしれませんが、実はドイツは留学大国。
世界中の学生がドイツの各地の大学で学んでいます。
メルケル首相が先日来日した際、東京で講演をしました。
首相はこう言っています。
「現在、独日の交流は非常に良い状態にありますが、良いものもさらに良くすることもできます。特に再生可能エネルギーや海洋、地球科学、環境の研究などで今後もさらに可能性があるでしょう。」

環境先進国のドイツでは、上記の分野について一流の教授から教わることができます。
世界最先端の知識に触れることができるでしょう。
また首相は、
「ドイツは外国の学生に、留学先として人気がある国ですが、もっと日本の学生や研究者 がドイツに来てくれたらうれしいし、そのような学生のために、英語で勉強できるような環境を拡充しようと思っています。」
日本人ももっと、ドイツへおいで!と誘ってもらっています。
さらに、
「そして日本の経済界の方々が、日本の学生や、仕事を始めたばかりの若い人々をドイツまたは外国にもっと送り出してくれるような、そういう態勢をつくってもらえるようにお願いしたいと思いま す。
そのことによって、キャリアにプラスになるように、つまり、外国にいたからといってキャリアにマイナスにならない環境づくりが必要です。」
日本人は自国にこもりがちで、最近は留学者数が減っていると聞いたことがあります。
チャンスがたくさんあるのに、それを活用しないのはもったいない。
外国での学業と生活がどれほど人生にプラスになるか。
もっともっと、日本の若い人には外の世界に漕ぎ出してもらいたいです。
地続きの欧州では、学生の交流が日本より活発です。
「EUの中 には、「エラスムス」というシステムがあって、学生に教育期間の一部を外国で過ごすよう促しています。外国で過ごした時間は無駄ではなくポジティブな時間です。」
エラスムスは欧州の学生向け留学プログラム。
ポーランド、ウクライナ、フランス、オランダ、イタリア、スペイン、デンマーク、スウェーデン、英国など、ドイツには周辺各国の学生であふれています。
また欧州だけではなく、ドイツの大学は本当に外国人学生が多くてびっくりします。
米国、イスラエル、中東やアフリカ、南米、中国、韓国など、たくさんの国から来ています。
でも、残念ながら、日本人は少ないんですね。
だからこそメルケル首相は言います。
日独交流は長い歴史をもっています。
明治時代、日本は近代国家の見本としてドイツから多くを学びました。
2015年のいまでも、日本人はドイツから、エネルギーや環境保護、機械工学、または動物愛護などの分野で、学べることは多いはずです。
ドイツへの留学をひとつの可能性として検討していただければうれしいです。
ご興味のある方は、「ドイツ留学までの道のり」を説明している
こちらのサイトをご覧ください。
ドイツ留学


http://proxenos.jimdo.com/

ご訪問ありがとうございます。ダンケ!
ポチッとしてくれるとうれしいです


にほんブログ村